買取くん
TAMA鑑定士
はい、通常の粒の大きなダイヤモンドは一粒一粒の査定になりますが、デザインが古くなってしまったメレダイヤには特別な計算方法がありますので、後日、機会のある時に説明しますね。
それから当社は強い販売ルートがございますのでデザイン性やブランド力もみて査定額がプラスすることが出来る事が強みです。
今日は、実際の買取価格を見て頂いた方が早いと思うので紹介します
目次
メレダイヤジュエリー買取価格表
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メレダイヤの買取相場
メレダイヤは、カラー・クラリティ内容・ボリュームなどによって買取価格が大きく変動します。
ここからは、具体的な買取相場についてご説明したいと思います。
- 品名:1ctアップ・サイズ:3mm以上・キャラガイ(1カラットあたりの金額):15,000円 ~ 75,000円
- 品名:15ctアップ・サイズ:3.5mmアップ・キャラガイ(1カラットあたりの金額):20,000円 ~ 110,000円
- 品名:1ct未満・サイズ:1mm前後~3mm未満・キャラガイ(1カラットあたりの金額):12,000円 ~ 35,000円
- 品名:ブラウンカラー・サイズ:バラつきあり・キャラガイ(1カラットあたりの金額):2,500円 ~ 15,000円
- 品名:イエローカラー・サイズ:バラつきあり・キャラガイ(1カラットあたりの金額):4,000円 ~ 15,000円
- 品名:ピンクダイヤ・サイズ:バラつきあり・キャラガイ(1カラットあたりの金額):7,000円 ~ 62,000円
- 品名:ファンシーカット・サイズ:バラつきあり・キャラガイ(1カラットあたりの金額):12,000円 ~ 30,000円
- 品名:トリート(ブルーなど)・サイズ:バラつきあり・キャラガイ(1カラットあたりの金額):500円 ~ 3,000円
- 品名:ピケ石・サイズ:バラつきあり・キャラガイ(1カラットあたりの金額):2,000円 ~ 10,000円
- 品名:ミックスメレ・サイズ:バラつきあり・キャラガイ(1カラットあたりの金額):5円 ~ 15,000円
貴金属に興味がある方もない方も含めて、ダイヤモンドを知らない人はいないのではないでしょうか。
非常に美しく輝くダイヤモンドは、身につけている人の魅力を向上させてくれるジュエリーとして昔から高い人気を誇っています。
ダイヤモンドと言えば、大きくてキレイなものほど人気があり高く買い取ってもらえる物と思われている人は多いのではないでしょうか。
実際に、大きくてキレイなものは評価されるものですので、高価買取をしてくれるジュエリーとして間違いありません。
しかし、大きなものだけでなく小さなダイヤモンドにも価値があり、高く買い取ってくれることをご存知でしょうか。
本記事では、小さなダイヤモンドが付いたジュエリーも人気があり、高価買取をしてれることについて詳しくご説明します。
小さなダイヤモンドとは
小さなダイヤモンドは単純にダイヤモンドと称するのではなく、一般的にメレダイヤと称されています。
メレダイヤとは、フランス語を語源としており、Melee(メレー)が由来であるとされています。
和訳では、「ごった返し」や「混ぜ合わせ」といった意味があります。
メレダイヤとして定義されているものは、ダイヤモンド1粒あたりにおいて0.2カラット未満もしくは0.1カラット以下のサイズを有しているダイヤモンドのことです。
カラット数からも分かるとおり、サイズ的にはかなり小さなダイヤモンドであると言えるでしょう。
メレダイヤにおける定義や基準は全世界共通のものではなく、各国により違いがあります。
具体的には、0.3カラット以下のダイヤモンドをメレダイヤとして認定している国もあれば、0.03カラット以下でないとメレダイヤとして認定しない国もあるのです。
そのような背景があり、あくまで日本国内においては0.2カラット未満もしくは0.1カラット以下がメレダイヤの定義であるとご認識いただきたいと思います。
メレダイヤの使い方とは
上述したように、メレダイヤとは非常に小さなダイヤモンドであることから、それ単体では煌びやかであるとは言い難いダイヤモンドとなっています。
メレダイヤは非常に希少かつ高価な宝石であるため、一般的には高級ジュエリーの装飾品として使用されます。ダイヤモンドの中でも特に透明度や輝きが高く、大きさが揃ったものは、エンゲージリングやウェディングリングなどの指輪、ネックレス、イヤリング、ブローチなどの装飾品に用いられます。
そのため、メレダイヤ単体をジュエリーとして利用するのではなく、主となるジュエリーをキレイに際立たせることを目的として使われることが多いダイヤモンドなのです。
具体的には、脇石および飾り石などとして使用されることが多く、ジュエリーの主たる宝石の周囲にメレダイヤを散りばめることによって、主たる宝石がより一層煌びやかに魅せることが可能となります。
メレダイヤの単体の価値とは
メレダイヤという宝石には、大きさ、カラー、クラリティ、カットなどの要素によって価値が左右されます。一般的に、メレダイヤは小さくて繊細な宝石であるため、クラリティやカラーのグレードが高くなければならず、カットも優れた技術を要します。また、メレダイヤは特にダイヤモンドの輝きが強調されるジュエリーのデザインに使われることが多いため、そのデザイン性や使用される他の宝石の種類によっても価値が変わることがあります。
そのため、メレダイヤの単体の価値を決めるには、宝石鑑定士がその宝石の大きさ、クラリティ、カラー、カットなどを総合的に評価して評価額を決める必要があります。一般的に、1カラットを超える大きなダイヤモンドの場合は、そのクラリティとカラーが優れたものであれば、価格は指数関数的に上昇することが知られていますが、メレダイヤの場合は、小さくて複数の石が必要となることが多いため、1石あたりの価格は比較的低くなる傾向があります。
ここからは、メレダイヤの具体的な価値の低い理由・サイズの基準・買取相場の参考値についてご説明したいと思います。
メレダイヤの価値が低い理由
ダイヤモンド買取を実施している店舗などにおいても、中にはメレダイヤの買取はしてくれないところや買取をしてくれたとしてもほとんど金額がつかないケースが想定されます。
従前においては、メレダイヤはダイヤモンドでありながら屑扱いをされてしまい、虐げられていました。
そのため、ダイヤモンドとしての価値はないに等しいされており全くの無価値として不当な評価を受けていたのです。
ですが、小さいとはいえダイヤモンドに変わりはありませんので、透明度が高くて輝きも美しいのメレダイヤと言えども正当な評価を受けてしかるべきだと考えるべきなのです。
価値の高いジュエリーに使用されているメレダイヤでは、良い品質のメレダイヤが使用されていることが想定されるにも関わらず、なぜ現在においても買取をしてもらえなかったり、買い取ってくれたとしてもほとんど金額が付かない結果となってしまうのでしょうか。
1つの目の理由は、メレダイヤはメンテナンスが必要であるためです。
大きなサイズのダイヤモンドであったとしても、品質が著しく悪くてジュエリーとしての輝きがくすんでしまっているダイヤモンドでは、買取査定をお願いしても高値が付くことはありません。
同様にメレダイヤについても同じことが言え、購入した時にはそこそこの価値があるとされていたメレダイヤだとしても、買取査定をした時点において汚れ・傷・欠損などがあれば高価買取は望むべくもありません。
ダイヤモンドとは、非常に硬度の高い鉱物として認識されていますが、衝撃に対しては弱いという側面も持ち合わせています。
そのため、無意識領域において机の角などに当ててしまうことによって、傷および欠損が発生してしまい、損傷を与えてしまうことがあるのです。
また、ダイヤモンドはその鉱物性状から油分に対して馴染みやすい傾向にあります。
そのような特性があるため、ジュエリーを装着している人の皮脂などがメレダイヤに付着してしまうことに伴って黄色に変色してしまうことがあります。
こういった事象が発生してしまうと、改善するためには研磨することや一般的な洗剤で洗うだけでは対応できないことから特殊な洗浄が必要となります。
結果的に、メンテナンスを行う手間が非常に大きいことから買取査定をお願いしてもお店側は査定額を提示できないケースがあるのです。
2つ目は、査定に自信がない場合です。
買取査定に出したとしても、お店側が適切な査定をできないケースがあります。
そういった場合には、本来価値のあるメレダイヤであってもお店側が価値のあるメレダイヤだと判断できないため結果的に買取査定の対象外となってしまったり、本来の適切な買取価格と比較すると大幅に安く買い取られてしまうケースがあります。
これらの事象に対しては、買取査定をお願いするお店に腕の良い鑑定士がいるかどうかを確認することによって対処することができます。
具体的には、お店のオフィシャルサイトなどを確認することによって宝石学に関する知識を有しているプロの鑑定士がいるお店をチョイスするようにしましょう。
メレダイヤの基準
メレダイヤは、非常に小さなサイズであることから、100粒を合算した合計が0.1カラットになる0.01カラットを1/100と表現して売買されます。
なお、ダイヤモンドそのものの大きさを判定するふるいをSieve(シーブ)と称しており、そのサイズによってナンバリングされて管理していますので、一般的にはSieve no.定義づけられています。
最も小さいSieve no.は0で表現され、1/200のサイズである0.005カラットから存在します。
メレダイヤ平面の直径については、ダイヤモンドのカットによって多少の増減は発生しますが、一般的に許容される誤差範囲のなかでサイズチャートにおいてmm単位にて表記されています。
なお、メレダイヤのサイズチャートは次のとおりです。
- カラット:1/200・Sieve No.:0・ct / Piece:0.005カラット・サイズ:1.00~1.10mm
- カラット:1/175・Sieve No.:0~1・ct / Piece:0.006カラット・サイズ:1.10~1.15mm
- カラット:1/150・Sieve No.:1~1.5・ct / Piece:0.007カラット・サイズ:1.15~1.20mm
- カラット:1/120・Sieve No.:1.5~2・ct / Piece:0.008カラット・サイズ:1.20~1.25mm
- カラット:1/100-・Sieve No.:2~2.5・ct / Piece:0.009カラット・サイズ:1.25~1.30mm
- カラット:1/100・Sieve No.:2.5~3・ct / Piece:0.010カラット・サイズ:1.30~1.35mm
- カラット:1/100+・Sieve No.:3~3.5・ct / Piece:0.011カラット・サイズ:1.35~1.40mm
- カラット:1/70・Sieve No.:4.5~5.・ct / Piece:0.014カラット・サイズ:1.50~1.55mm
- カラット:1/60・Sieve No.:5~5.5・ct / Piece:0.016カラット・サイズ:1.55~1.60mm
- カラット:1/40・Sieve No.:6.5~7・ct / Piece:0.025カラット・サイズ:1.80~1.90mm
- カラット:1/30+・Sieve No.:7.5~8・ct / Piece:0.035カラット・サイズ:2.00~2.10mm
- カラット:1/20+・Sieve No.:9.5~10・ct / Piece:0.058カラット・サイズ:2.40~2.50mm
- カラット:1/10+・Sieve No.:12.5~13・ct / Piece:0.108カラット・サイズ:3.00~3.10mm
- カラット:1/8+・Sieve No.:13.5~14・ct / Piece:0.125カラット・サイズ:3.20~3.30mm
- カラット:1/6+・Sieve No.:15.5~16・ct / Piece:0.175カラット・サイズ:3.60~3.70mm
メレダイヤモンドの本当の価値とは
上述したようよに、メレダイヤモンド単体ではそれほど高い価値があるわけではありません。
しかし、小さなサイズと言っても、ダイヤモンドに変わりはないため、その美しい輝きは大きなダイヤモンドと比較しても遜色はないものとなっています。
そのため、メレダイヤモンドをたくさん集めたジュエリーとすることによって、メレダイヤモンドは高い価値があると言えるのです。
ここからは、メレダイヤモンドの本当の価値について詳しくご説明したいと思います。
パヴェジュエリーについて
パヴェとは、フランス語で「pave」と表記します。
メレダイヤをびっしりと敷き詰めたデザインのジュエリーであり、和訳は石畳となっています。
大きなダイヤモンドがあしらわれているジュエリーも非常に美してものですが、小さなダイヤモンドが膨大に敷き詰められているジュエリーは、まさに圧巻の一言ではないでしょうか。
メレダイヤは、1つ1つは小さな輝きしか発揮することのできないダイヤモンドですが、無数のダイヤモンドの集合体となることにより大きなダイヤモンドにも引けを取らない美しいジュエリーへと変貌するのです。
大きなダイヤモンドとの違いは、輝きは非常に華やかでありながら使用した際のには落ち着きのあるデザインとして成り立っているため、日常的なシーンにも自然に対応することが可能であるところです。
大きなダイヤモンドでは場違いとなってしまうシーンにおいても、ダイヤモンドの輝きを楽しむことができ、且つ煌びやかすぎないことによってどのようなシーンにも自然に取り込めることが最大の特徴となっています。
パヴェジュエリーをさらに美しく魅せるために
パヴェデザインとは、これまではハイクラスのジュエリーとして認知されており高級品に分類されていたのです。
その最たる理由は、パヴェジュエリーとして美しく美しく魅せることの難易度の高さに起因します。
1.留めるダイヤモンドが一定の品質であること
ダイヤモンドの品質は非常にさまざまであることから、同じものは1つとしてないとされています。
パヴェジュエリーに使用するメレダイヤについても同様のことが言える中、パヴェジュエリーに使用するメレダイヤの品質は一定でなければならないため、ダイヤモンドの選定が非常に難しいとされています。
2.ダイヤモンドを留めるツメが小さく、美しいこと。
ダイヤモンドを留めるためのツメが大きいほど、作業は簡単になります。
しかし、メレダイヤは非常にサイズが小さいことから、大きなツメではその輝きを低減させてしまうのです。
そのため、小さなツメで止める必要があることから、制作時において高い技術力を求められるのです。
ここではメレダイヤを高く買い取ってもらうには、いくつかのポイントがありますのでお話しましょう。
1.ジュエリーの正確な評価を受ける:メレダイヤの品質は、大きさ、カラー、クラリティ、カットの質などによって決まります。専門家に評価してもらうことで、正確な価値を把握することができます。
2.売り手市場で売却する:高級宝石市場は、買い手市場と売り手市場のどちらかになることがあります。売り手市場になっている時期を見極め、その時期に売却することで、高く買い取ってもらうことができます。
3.買い取り業者を比較する:複数の買い取り業者を比較し、最も高く買い取ってくれる業者を選ぶことが大切です。ただし、価格だけでなく、業者の信頼性や評判なども確認しましょう。
4.ダイヤモンドの認証書を用意する:ダイヤモンドの認証書があると、品質が保証されているため、買い取り価格が高くなる傾向があります。認証書を取得するためには、GIAやIGIなどの認定機関に依頼する必要があります。
5.状態を良くする:メレダイヤを高く買い取ってもらうために、状態を良くすることが重要です。定期的にクリーニングやメンテナンスを行い、傷や汚れを取り除くことで、輝きや透明度を保ち、買い取り価格をアップさせることができます。
どれも少し手間がかかる事ばかりでしたね。
どこに依頼したらいいのか迷ったことでしょう。
そこで思いだしてみてください。
買取タマはダイヤモンドの認証書を用意が無くても定期的にクリーニングやメンテナンスをしていなくても大丈夫なのです。
安心してお任せください。
まとめ
ここまで、小さなダイヤモンドが付いたジュエリーも人気があり、高価買取をしてれることについてご説明させて頂きました。
メレダイヤとはどんなものであり、その真の価値がどこにあるのかを知ることにより一番高く買取できる理由についてもご理解いただけたのではないでしょうか。
本記事が、小さなダイヤモンドがついたジュエリーの購入や売却をお考えになられている方にとって少しでもお役に立てたのであれば幸いです。