傷・変色があっても高価買取に!状態が悪くても買取相場が高止まりしている理由があります。


フェンディ製品 買取価格

📸 バッグの状態(写真と詳しい解説)

前面全体にスレや黒ずみが見られ、生地がやや波打っています。使用感が強く、フェンディロゴの一部が擦れて薄くなっていました。

金具には複数の擦り傷がついており、部分的にメッキ剥がれが確認されました。

持ち手の革部分は全体的にひび割れと剥げがあり、黒ずみやべたつきも出ていました。

背面のキャンバス地には明確な色ムラと複数の線状の擦れ跡がありました。

底面の四隅には強い角スレと破れ寸前の生地の劣化がありました。裏地の縫製にもゆるみが見られました。

ファスナーの金具は動きが鈍く、ポケット周りの裏地にはホコリの固着と小さな裂け目が見つかりました。

レザータグのロゴは摩耗により視認しづらくなっており、ブランド名の一部が読み取れない状態でした。

全体的に型崩れしており、バッグの立ち姿がくったりと波打って見えます。

内装には細かい擦れ跡や、長年の使用による生地の毛羽立ちが確認されました。

全体としてはかなり使い込まれた印象で、複数箇所にわたって経年劣化が見られる状態でした。

💰 買取価格:

46,500円

📊 査定ランク(中古評価)

外装:Cランク(擦れ・変色・持ち手の劣化)
内装:Cランク(ライニングの汚れ・シワ)

📦 製品情報

  • ブランド:FENDI(フェンディ)
  • モデル名:マンマバケット
  • 素材:ズッカ柄キャンバス × レザー
  • 色:ブラウン系(ダークトーン)
  • サイズ(約):横26cm × 高さ18cm × マチ10cm
  • 製造年:1990年代後半(推定)
  • 型番:不明(タグ擦れのため)

📝 鑑定士のコメント & お客様の声

鑑定士コメント(斉藤):
「30年前のモデルで、状態も全体的に劣化が見られましたが、FENDIのズッカ柄とマンマバケットの人気は今も健在です。ヴィンテージの味わいとして価値をつけさせていただきました。」

お客様の声:
「使い込みすぎて売れないと思っていましたが、想像以上の金額でびっくり。保管していた甲斐がありました。」

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📊 30年前と現在の価格を比較

30年前の雑誌

30年前のカタログの切り抜き



30年経って汚れたのに値段が上がってる?

現在の中古価格

💡 30年前のマンマバケットの買取価格が今でも高い理由

フェンディの「マンマバケット」は1990年代に登場して以降、いま再び注目を集めているズッカ柄の代表モデルです。
30年以上が経過していても、買取価格が落ちにくいのにはいくつか理由があります。

① Y2Kブームで“本物の当時物”が求められている
今、ファッションの世界では「2000年代の雰囲気=Y2K」がトレンドとして戻ってきています。
SNSでも、フェンディのマンマバケットをさらっと持つスタイルが大人気。
とくに1990年代のオリジナルモデルは、「当時物だからこその空気感」があり、新品では再現できない魅力として求められています。

② 廃盤モデルゆえの“今しかない価値”
今となっては手に入らない初期ズッカ柄のバランスや、金具・縫製などの細部も人気のポイント。
現行の復刻版と見比べると、「ヴィンテージならではの存在感」がわかるという声も多く、状態に関係なく「これが欲しい」というファンが世界中にいます。

③ 傷んでいても評価される“背景”がある
「スレがあるからダメ」「持ち手がヒビ割れてるから安い」──そう判断されることもありますが、
私たちは、そのバッグが歩んできた“時間”ごと評価しています。
少し傷んでいても、当時のリアルなモデルだからこそ、価値をしっかりつける目利きが重要だと考えています。

つまり、「古い=価値がない」ではありません。
今だからこそ注目されているのが、マンマバケットの“当時の姿”なのです。

📈 マンマバケットの買取相場(ランク別目安)

ランク 買取価格の目安
S(新品同様) ~120,000円
A(美品) ~90,000円
B(やや使用感あり) ~65,000円
C(全体に使用感あり) ~50,000円
D(難あり・破損) ~30,000円

🧭 なぜフェンディ マンマバケットは、状態が悪くても高額査定されるのか?

フェンディのマンマバケットは、1990年代後半〜2000年代初頭にかけて大流行した代表的なモデルで、現在では“Y2Kファッション”のリバイバル需要により、世界的に人気が再燃しています。

とくに注目されているのが、「当時のオリジナルズッカ柄」。現行品とは柄の太さや素材感が異なり、ヴィンテージ特有の風合いや色味が「いましか手に入らない希少品」として評価されているのです。

さらに、海外のインフルエンサーやセレブが中古のマンマバケットを愛用していることから、状態の良し悪しよりも「ブランドの物語性」や「ヴィンテージ感」に価値を見出すユーザーが増加しています。

つまり、角スレや変色があっても、十分に“味”として受け入れられる市場が形成されているため、他のブランド品と比べても相場が落ちにくく、高止まりしているのが特徴です。

特に日本国内では状態重視の傾向がありますが、フェンディのズッカ柄に関しては、海外需要が高いため、ボロボロの状態でも海外販売ルートでしっかり価値がつくのです。

👜 当時のマンマバケットに存在した主なバリエーション一覧

モデル名 素材 特徴・コメント
ズッカ柄キャンバス キャンバス×レザー 定番中の定番。ヴィンテージ市場で最も人気。
ズッキーノ柄 ナイロンまたはキャンバス ミニサイズのズッカ柄。軽量でカジュアル。
エンボスレザー 型押しレザー ロゴを型押ししたスタイリッシュな仕様。
ナイロン無地 プレーンナイロン 軽量で実用性が高く、カラバリも豊富だった。
レザー(無地) カーフレザー 艶あり・マット両タイプあり。エレガントな印象。
パテントレザー エナメル 光沢感が魅力。フォーマルにも使用可能。
ジャカード織り 高密度ファブリック 季節限定で登場した、織り模様タイプ。
ビーズ刺繍タイプ キャンバス×ビーズ パーティ仕様。ビーズ・スパンコールなど装飾あり。
ファー付き リアルファーまたはフェイク 冬季限定。トリムにファーがついたモデル。
プリント柄 キャンバスまたはサテン 花柄・ハート柄など。コレクターに人気。
スエード素材 スエードレザー 柔らかい印象で秋冬に人気だったタイプ。
クロコ型押し 型押しレザー 高級感のある外観で一時流行。
チェーンショルダー レザー×メタルチェーン 通常のレザーストラップではなく、金属チェーン仕様。
ミニマンマバケット ナイロンまたはレザー 小さめサイズ。流通量が少なく希少。
ヴィンテージ限定カラー 各種 当時のみ展開された限定色(カーキ・ネイビー・ワインなど)。

📈 フェンディ「マンマバケット」モデル別・買取相場一覧(最大価格目安)

商品名 素材 備考 買取相場
マンマバケット ズッカ柄 キャンバス×レザー ブラウン 定番人気・角スレありでもOK ~¥65,000
マンマバケット ミニ ナイロン ブラック 希少サイズ・海外人気あり ~¥58,000
ズッカ柄 チェーンショルダー キャンバス ベージュ系 ゴールドチェーン付き ~¥72,000
マンマバケット エンボス 型押しレザー ダークブラウン 目立つロゴ型押し ~¥60,000
ズッカ柄 パテントタイプ エナメル ダークワイン 光沢感あり・やや重め ~¥55,000
マンマバケット スエード スエードレザー グレージュ 季節限定/秋冬に強い ~¥48,000
プリント柄モデル サテン フラワー柄 ビンテージ人気上昇中 ~¥63,000
ズッキーノ柄 ナイロン×レザー ネイビー ミニロゴ総柄/軽量モデル ~¥52,000
ファー付きマンマ キャンバス×リアルファー ブラウン×ホワイト 冬限定モデル・状態重視 ~¥68,000
ビーズ装飾マンマ キャンバス×ビーズ ブラック ドレッシー仕様・数少ない ~¥70,000
ズッカ柄×オールレザー レザー チョコブラウン フラップまで革仕様 ~¥66,000
クロコ型押しタイプ レザー(型押し) ボルドー ハイグレード仕様 ~¥75,000
ジャカード織りモデル 織り生地 ブラウン系 上品な風合い ~¥54,000
限定カラーモデル ナイロン カーキ 当時限定/数少ない ~¥59,000
初期モデル(90年代) キャンバス ブラウン×ブラック タグ擦れありでもOK ~¥64,000

📘 編集後記|30年前のフェンディを振り返って

今回は、30年前のフェンディ「ズッカ柄マンマバケット」を実例に、状態が悪くても高額買取が可能だった理由や、ヴィンテージとしての価値を丁寧にお伝えしました。

擦れ・変色・持ち手のヒビなど、一見「売れないかも」と思われがちな状態でも、今は“時代背景ごと評価する目利き”が求められています。
特にズッカ柄の初期モデルは、復刻では味わえない独特の空気感があり、世界中のバイヤーが探しているヴィンテージアイテムのひとつです。

買取タマでは、「昔買ったけれど、今は使っていない」「ボロボロになってしまって…」というお品物でも、ブランドの歴史や背景をふまえた上で査定いたします。
ぜひ一度、お気軽に無料査定をご利用ください。

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