ピアジェの鑑別、適正な買取価格は買取タマにお任せ

腕時計とは、時間を知るためのアイテムですがそれだけではありません。

腕時計は自分が見ることもそうですが、他人が注目して見るアイテムでもあります。

例えば、相当腕利きの営業マンやコンサルタントがいるとしましょう。

仕事の出来はとても良く、人当たりも良くて非の打ちどころがない。

しかし、打合せの時などにちらりと目の端に移る腕時計があまりにもおざなりなものであったら、その人の纏う雰囲気は間違いなくマイナス方向に働いてしまうでしょう。

このように、対人関係などにおいてマイナスイメージを与えてしまい兼ねないのも腕時計の大きな特徴であると言えるでしょう。

そこでご紹介するのが、ピアジェの腕時計です。

後述しますが、ピアジェの腕時計とはデザイン性およびファッション性が極めて高いため、上述したようなマイナスイメージを持たれることはまずないと断言できるでしょう。

そのため、ピアジェの時計に対する需要は高い傾向にあることから中古市場でも需要が高まっています。

本記事では、ピアジェというブランドの歴史等やピアジェを買取査定に出すのであればどんなことに注意してどこのお店にお願いするのが良いのかについて詳しくご説明します。

 

ピアジェとは

ピアジェとは、世界的に見ても名だたる腕時計の一流ブランドです。

単なる腕時計の一流ブランドではなく、薄型時計の筆頭としてさまざまな人たちから愛用されているブランドなのです。

単純に昔からあるブランドだから有名で人気があるというわけではありません。

昔から現在に至るまで、さまざまな人に愛され続けている理由は、慢心せずに日々努力を惜しまない精神から来る革新と精巧な腕時計を製造するためのスキル向上があってこそ実現されているのです。

革新的なアイデアとたゆまぬ技術向上の結果、ピアジェが織りなす極薄ムーブメントはどの一流ブランドも追随できないほどの高い品質を兼ね備えている最高の腕時計を作り出しているのです。

品質もさることながら、腕時計のデザイン性についても職人が繊細かつ緻密にこだわり抜いている高い品質の腕時計であることから、ラグジュアリーテイストの時計として確立されています。

 

ピアジェの歴史とは

今を遡ること約150年前の1874年にピアジェは設立されました。

ジョルジュ・エドワール・ピアジェが設立者です。

ジョルジュ・エドワール・ピアジェは、一番最初にジュラ山脈に存在する集落である農家の1部屋に工房を開きました。

ここでムーブメントを造り始めたことが、ピアジェのスタート地点です。

ジョルジュ・エドワール・ピアジェが有する腕時計に関する技術は卓越したものがあり、瞬く間にその技術力は時計業界を席巻しました。

ジョルジュ・エドワール・ピアジェが作り出すムーブメントに魅了されたたくさんのブランドから、彼に対して注文が舞い込むようになり、工房は発展の一途を辿ることとなるのです。

しかし、ジョルジュ・エドワール・ピアジェも人の子であることから永遠に自分で作品を作り続けることはできませんでした。

1911年、ジョルジュ・エドワール・ピアジェは息子にあたるティモテ・ピアジェへと会社を継承することにしたのです。

ティモテ・ピアジェへと会社を継承してからは、これまではムーブメントだけの製造をしていたところを、それだけに留まらず腕時計の製造にも着手します。

1943年、ジョルジュ・エドワール・ピアジェの孫でありティモテ・ピアジェの息子であるジェラルド・ピアジェとヴァランタン・ピアジェの2人によって、新たなアイテムが製作されることとなるのです。

そのアイテムこそが、自らの名を刻んだ時計であるピアジェです。

この作品が世に出ることによって、ピアジェはこれまでとは違った新たな歴史を刻んでいくこととなるのです。

ピアジェを本格的に始動させるにあたって、さまざまなアイテムを製造するために工場を近代化することによって生産体制を強化することにしたのです。

1957年、これまでに培った技術を研鑽させてきたことにより開発に成功したムーブメントはピアジェに革命を起こします。

現代においてもピアジェの代名詞とも言える、極薄ムーブメントの爆誕です。

これまで研鑽して来た技術は長い歴史と共に適切に技術継承された結果、常に高い技術力を更新し続ける好サイクルの生み出していました。

その結果、爆誕したムーブメントが手巻き極薄キャリバー 9Pなのです。

手巻き極薄キャリバー 9Pのムーブメントは、厚さ約2mm。

これまでのムーブメントとは比較にならないほどの超極薄であったことから、時計業界は驚愕することとなるのです。

1960年、先述したムーブメントは手巻きでありましたが今回は世界最薄自動巻きムーブメントの開発に成功しました。

名称はキャリバー 12Pとされ、手巻きよりも0.3mm厚い2.3mmとなっていましたが、自動巻きムーブメントの厚さとしては驚異的な数値を叩き出したのです。

これら2つのムーブメントは時計業界を震撼させました。

これまではムーブメントの厚さに起因してできなかったことが、ピアジェが開発した極薄ムーブメントを採用することによってこれまで製作不可能であったデザインを製作可能とすることに成功したのです。

当時、極薄ムーブメントの恩恵を受けて製作に成功した事例がコインウォッチです。

1901年、20ドルコインの中に極薄ムーブメントを収めることで製作されたコインウォッチは、ケースの側面にあるボタンを押下することによってダイヤル出現します。

このコインウォッチは、ピアジェが有する一流デザイナーが考案したもであり、極薄ムーブメントの特性を最大限に発揮させているアイテムであったと言えるでしょう。

芸術領域においても高い価値のあるダリ金貨を採用して時計蓋とするため、金貨表面を削ることによって生み出された革新的なデザインはアートの領域に達していると言えるでしょう。

厚さ2mmである手巻き極薄キャリバー 9Pのムーブメントがないと再現不可能なコインウォッチを世に発表することによって、ピアジェは薄型時計の代表格としての地位を確立したのです。

1980年代以降は、これまでの時計だけに限定するのではなくジュエリー分野に対しても積極的に事業展開していきます。

その結果、単なる高性能の腕時計という位置付けだけでなくラグジュアリーな時計も商品展開するようになったのです。

これまでの主力アイテムはメンズウォッチでしたが、スモールサイズであるミニ・プロトコールのようなレディースウォッチもアイテム化していくのです。

1988年、当時世界的に見ても上位に位置づけされる資本力を持っていたリシュモングループの傘下に入ります。

その恩恵を受けることによって、ポセション・タナグラ・ライムライト・ミス・プロトコールなどの新コレクションを世に出していくのです。

2001年、ジュネーブ郊外にあるプラン・レ・ワットに新工場を設立しました。

この新工場では、これまで別々のところで構成されていた時計製造部門とジュエリー製作部門を集約するに至ったことから、ピアジェとして総合的な製作基盤を構成できるようになったのです。

これらの経過を踏まえて、これまでよりもより一層次元の違うステージで事業展開することに成功したピアジェは、トゥールビヨン・永久カレンダー・ミニッツリピーターなどの複雑機構ムーブメントの製作に成功します。

現在においてピアジェは、本格派機械式時計ブランドとして確立されているのです。

 

宝飾品としての価値について

上述したように、ピアジェといえば本格派機械式時計ブランドとして確立されています。

しかし、それだけに留まらないのがピアジェが一流ブランドであることの所以なのです。

ピアジェは、超薄型時計に特化したブランドであるというイメージが強いですが、世間から宝飾時計としても高い評価を得ています。

その宝飾時計としての価値を客観的に証明する事象として、ケネディ元大統領夫人およびジャクリーヌ・ケネディなど歴史的にも有名な著名人や世界中のセレブが愛用している歴史が裏付けているのです。

話しは変わりますが、ダイヤモンドにもグレードがあることはご存知でしょうか。

ダイヤモンドは、非常に美しく宝石としての価値は高いと言えます。

また、無色透明のダイヤモンドだけではなく、さまざまな種類のダイヤモンドが存在するのです。

ダイヤモンドの中でも、色がついているカラーダイヤモンドなどもあり色の種類によってダイヤモンドの価値は大きく異なります。

ピアジェが扱うダイヤモンドは、すべて厳格な基準を満足しているものでありResponsible Jewellery Councilの認証を獲得しています。

これは、採用されているダイヤモンドが最高の美的水準と倫理性を満足していることが保証されていることを示しているのです

Responsible Jewellery Councilの認証は、石のバランス・対称性・研磨などの各種項目において厳格な品質基準が設定されていて、それらをクリアした一部の最高品質のダイヤモンドのみがピアジェの時計に使用されているのです。

 

高いデザイン性について

ピアジェの時計は、超薄型ムーブメントを基調とした高性能な腕時計であることだけに留まりません。

高性能かつ革新的なデザイン性も兼ね備えた腕時計なのです。

例えば、文字盤の表裏を全て透明な素材で構成しているアルティプラノスケルトンなどがあります。

また、可能性と美しさを探求し続けた結果に伴って生み出されたアルティメート・コンセプトやエレガントなスポーツウォッチとして愛されているポロなど、ピアジェの時計はどのアイテムも非常に高いデザイン性を有していると言えるでしょう。

これまでの薄型時計とは、薄さに調和させることを目的としてシンプルなデザインのものが大半でした。

しかし、ピアジェの時計はそれと一線を画するものであり、薄型であることは同然として革新的なデザインであったことからデザイン性についても高い評価を得ていたのです。

 

ピアジェを買取査定に出すときの注意点について

上述したように、ピアジェは世界的に見ても名だたる腕時計の一流ブランドです。

超薄型のムーブメントの開発に成功したことにより時計業界そのものの常識を覆す革新を起こしたことや、高い性能だけでなくラグジュアリーや革新的なデザイン性を有した時計を発表していることから、実績に裏打ちされた一流ブランドであると言えるでしょう。

そのため、ピアジェの時計は需要が高く中古市場においても高値で取引されていることから、買取査定に出す人は後を絶ちません。

ここからは、ピアジェを買取査定に出すときの注意点についてご説明したいと思います。

 

1.買取価格の決定要素を知ろう

買取価格に大きく影響を及ぼすのが、その時計の希少性です。

少数しか市場に出回っていないアイテムであればあるほど買取価格は高くなります。

また、オーバーホールなどの定期的なメンテナンスを適切に行っていることも重要な要素であると言えるでしょう。

そのことから、アイテムの希少性やメンテナンスの状態を適切に鑑別してくれるお店に買取査定を出すことが極めて重要です。

 

2.適切なお店を選択しよう

どれだけ希少性の高いアイテムであったとしても、お店の買取査定をしてくれる人が正しい知識を有していないと適正な買取価格を提示してくれることはありません。

鑑別をしてくれる人が適切かどうかを見極める1つの要素として、そのお店の買取実績などが指標となります。

適正な買取価格を提示しているお店ほどリピーターも多くなっており、買取実績が伸びる傾向にあります。

そのため、買取査定を出すのであれば買取実績の多いお店が良いと言えるでしょう。

 

まとめ

ここまで、ピアジェというブランドの歴史等やピアジェを買取査定に出すのであればどんなことに注意してどこのお店にお願いするのが良いのかについてご説明させて頂きました。

上述したように、買取査定を出すのであれば適切なお店に出すことが1番であることをご理解頂けたのではないでしょうか。

私たち買取タマでは、適切な買取価格をお客様にご提示させて頂ける自身がありますので、安心してご依頼いただければと思います。

今後、ピアジェの購入や売却を考えておられる方にとって少しでも本記事がお役に立てたのであれば幸いです。