40年前のオイスターパーペチュアルを買取!いくらで売れた?の問いに答えます!
買取タマ鑑定士が読み解く:40年前の業界専門誌に記録されたロレックスの定価が、いま買取価格を超える理由
「昔買ったロレックスが、今ならもっと高く売れるかもしれません。」
──そう語るのは、鑑定歴30年以上の買取タマ鑑定士。
今回は、当時の業界専門誌に掲載された価格をもとに、現在の市場相場との違いをわかりやすくご説明いたします。
▲ 当時の業界専門誌。現行モデルやアンティークの価格が記録されています。
こちらの誌面には、レディース デイトジャスト Ref.179173が定価529,000円で掲載されています。
ブラックサンビームのローマ文字盤、18KとSSのコンビ…現在でも根強い人気を誇る仕様です。
▲ Ref.179173が52.9万円で掲載。当時の定価データとして非常に貴重です。
買取タマ鑑定士
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目次
📈 さらに驚くのは“中古販売価格”
こちらは現在販売中の同系モデル「Ref.116233 ブラックサンビーム」。
中古でも1,558,000円という驚きの価格がついています。
▲ ブラックサンビームのローマ文字盤は希少性が高く、販売価格も高騰中。
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「まさかこんな価格になるとは」と驚かれてお持ち込みされるケースが多いです。
特に女性モデルは今、国内外問わず需要が急増中です。
💡 “思い出のロレックス”が“資産時計”に変わる瞬間
ロレックスは使い続けることができる「動く資産」。
だからこそ、古くても価値が落ちづらく、むしろ年数を重ねることで評価されるモデルも多いのです。
今後さらに高騰する可能性もある今こそ、一度の無料査定でその価値を知ってみませんか?
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📸 今回、買取した商品の状態(画像とコメント)

【全体】ぱっと見は綺麗ですが、風防の縁にうっすらとした擦れ傷が見られます。年数相応のくすみ感もあり、長年の使用が伺えます。

【ケースサイド】ステンレス部分に目立つ打痕や擦れキズが複数あり、側面の艶がやや鈍くなっています。

【ブレスレット】コマ同士の間に大きく隙間が空いており、明らかな“伸び”が確認できます。締まりのない状態です。

【クラスプ内側】”ROLEX”の刻印は確認できますが、周囲に黒ずみと腐食跡があり、印字が薄れかけています。

【リューズ】王冠マークの凹凸が摩耗しており、エッジが丸くなっています。周囲のケースも擦り傷が多め。

【風防アップ】拡大すると、風防内部に点状の腐食が見られます。サイクロップレンズの縁にも細かい削れが。

【バックル裏側】金属部分に黒ずみ・腐食が広く見られ、特にヒンジ周辺は酸化が進んでいる状態です。

【ダイヤル拡大】インデックスのダイヤに若干の曇りがあり、針にもくすみが見られます。経年劣化によるものでしょう。

【ケース角】角部分に打ちキズがあり、光の角度によって目立ちます。外装研磨では取りきれない可能性もあります。

【接合部】ブレスの繋ぎ目が緩く、揺らすと音が鳴るほどです。金属疲労が進行している状態です。

【刻印プレート】「62523D.18」の型番は確認可能ですが、摩耗により読み取りにくくなってきています。

【リューズ周辺】全体的に皮脂汚れや金属の変色が見られ、磨きでは取り切れない深部の汚れもある様子。

【バックル可動部】開閉部のヒンジにガタつきがあり、使用時に安定しない感覚がありました。
✨ 買取価格:
428,000円
査定ランク
外装・内装ともにCランク(中程度のキズ・腐食・伸びが目立つ状態)
商品情報
- 型番:69173G
- 製造番号:98番台(1986年頃)
- ケース幅:約26mm
- 腕周り:約16cm
- ムーブメント:自動巻き(+25〜+33秒/日)
- 素材:ステンレス×イエローゴールド
- 仕様:ダイヤインデックス、ジュビリーブレス
鑑定士コメント
風防の腐食やケース傷、ブレスの伸びといった使用感の強い状態でしたが、ロレックスならではの人気と資産性を考慮し、高額での査定が可能でした。状態が悪くても価値を見落とさず、しっかりと評価いたします。
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この商品の買取相場(S〜Dランク)
- Sランク(未使用・極美品):〜680,000円
- Aランク(目立つ傷なし):〜600,000円
- Bランク(軽い使用感):〜520,000円
- Cランク(使用感・ダメージ中):〜440,000円
- Dランク(明確な劣化・破損あり):〜350,000円
📅 ロレックス 年代別の価値傾向と特徴
年代 | 主なモデル | 現在の傾向 |
---|---|---|
1980年代 | Ref.16013, Ref.69173 など | ヴィンテージ人気高騰中。資産価値も上昇。 |
1990年代 | Ref.16233, Ref.79173 | 世代交代による売却需要が増加。 |
2000年代 | Ref.116233, Ref.179173 | 当時の定価を超える買取例も多数。 |
👩 ロレックス レディースモデルが今、注目されている理由
近年では、Ref.69173・79173・179173といったレディースデイトジャストに再注目が集まっています。
小ぶりな26mmサイズは、今のファッションにもマッチし、「ヴィンテージ×資産価値」の両立が可能なモデルとして人気が急上昇中です。
また、親子で受け継いで使うケースも増えており、相続時計としての査定依頼も多数寄せられています。
🕰 40年前のレディース ロレックスモデル一覧【1980〜90年代】
モデル名 | 代表的な型番 | 主な特徴 | 当時の素材 | 現代の注目度 |
---|---|---|---|---|
オイスター パーペチュアル 24 | Ref. 6719 / 67230 | ノンデイト・小ぶりで可憐なサイズ感 | SS / YG / SS+YG | ★★★★☆(安定人気) |
デイトジャスト 26 | Ref. 69173 / 69174 / 69190 | 日付付き。ベゼルやダイヤルに高級感 | ステンレス+18金イエローまたはホワイト | ★★★★★(大定番) |
オイスタークォーツ レディース | Ref. 17013 / 17014 | クォーツ特有の直線的ケースが特徴 | SS×YG / SS×WG | ★★★☆☆(コア人気) |
チェリーニ レディース | Ref. 4112 / 4350 など | クラシカルな薄型ドレス時計。非防水 | K18YG / K18WG / K18PG | ★★☆☆☆(通好み) |
プレシジョン レディース | Ref. 6405 / 6410 / 6426 | 手巻き・ドーム風防がレトロ感を演出 | SS / SS+GP | ★★★☆☆(再注目) |
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💎 40年前のレディース ロレックス 買取相場一覧表【ヴィンテージモデル 高額査定実例】
モデル名 | 型番(代表例) | 素材 / 特徴 | 最大買取価格の目安 |
---|---|---|---|
オイスター パーペチュアル | Ref. 6718 | SS / ノンデイト・自動巻き | ~最大 640,000円 |
オイスターパーペチュアル コンビ | Ref. 67230 | SS+K18 / 小ぶりな24mm | ~最大 680,000円 |
デイトジャスト 26 | Ref. 69173 | SS+K18 / 定番フルーテッドベゼル | ~最大 790,000円 |
デイトジャスト WGベゼル | Ref. 69174 | SS+K18WG / ホワイト系文字盤 | ~最大 710,000円 |
デイトジャスト ダイヤ入り | Ref. 69178G | K18YG / ダイヤインデックス | ~最大 880,000円 |
オイスタークォーツ レディース | Ref. 17013 | SS+K18 / クォーツムーブメント | ~最大 630,000円 |
オイスタークォーツ WGベゼル | Ref. 17014 | SS+K18WG / シャープなケースライン | ~最大 590,000円 |
チェリーニ クラシック | Ref. 4112 | K18YG / 手巻き・ドレス系 | ~最大 420,000円 |
チェリーニ オーバル | Ref. 4350 | K18WG / 楕円ケース・レザーベルト | ~最大 460,000円 |
プレシジョン レディース | Ref. 6410 | SS / 手巻き・レトロ感あり | ~最大 510,000円 |
プレシジョン GPケース | Ref. 6426 | 金張り / スリムなシルエット | ~最大 490,000円 |
デイトジャスト 純金無垢 | Ref. 69178 | K18YG無垢 / ラグジュアリー仕様 | ~最大 980,000円 |
デイトジャスト ホワイトローマ | Ref. 69160 | SS / ローマンインデックス | ~最大 550,000円 |
デイトジャスト ピンク文字盤 | Ref. 69179 | K18PG / ピンク系文字盤が人気 | ~最大 920,000円 |
デイトジャスト シャンパン | Ref. 69173G | コンビ / ゴールドダイヤル | ~最大 850,000円 |
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昭和の資料に学ぶ、ロレックスRef.16233の美しき分解図と高精度ムーブメント「Cal.3135」
こちらは、昭和期の資料に掲載されていたロレックス デイトジャスト Ref.16233の分解解説です。
文字盤やケース構造、そして内部ムーブメントであるCal.3135に至るまで、パーツ単位で丁寧に図解されている非常に貴重な資料です。
▲Ref.16233の外装・内部構造の分解図。Cal.3135を搭載。
Ref.16233は、1980年代末から1990年代にかけて製造されたロレックス デイトジャストの定番モデル。
18Kイエローゴールドとステンレスのコンビ素材、ジュビリーブレスレット、サイクロップスレンズ付きデイト表示など、ロレックスらしさを凝縮した1本です。
🔧 高精度ムーブメント「Cal.3135」の魅力とは?
このモデルに搭載されているのが、ロレックスの中でも特に信頼性が高いとされる自動巻ムーブメント「Cal.3135」です。
28,800振動のハイビート機構、安定した精度、パーツ交換のしやすさ、そして耐久性に優れた設計により、現在でもロレックス現行モデルに採用されている伝統のムーブメントでもあります。
この資料でも、カレンダー送り機構や日付ディスク、地板の構造などが細かく分解・解説されており、ロレックスの緻密な技術力が視覚的にも理解できるようになっています。
📈 分解図が証明する「ロレックスは分けても価値がある」
このような構造図が資料として価値を持つ理由は、ロレックスが“内部構造にまで価値がある”ことを示しているからです。
古いモデルでも、パーツ単位での需要が存在し、ジャンク状態でも高額査定がつくことがあるのはこうした背景にあります。
「古いから…」「壊れてるから…」とあきらめる前に、その時計の“中身”にも資産価値があるということを、ぜひ知っておいてください。
🕰️ Ref.16233が今、資産時計として再評価されている理由
ロレックスの中でも、1980〜90年代のコンビモデルは、当時は“お父さん世代の時計”として認識されていましたが、今ではヴィンテージ人気が高まり、買取相場も上昇傾向にあります。
このRef.16233もその代表格であり、状態や仕様によっては80万〜100万円以上での買取が可能なこともあります。
📝 編集後記:昭和の資料が証明する“ロレックスの本当の価値”
今回のページでは、昭和・平成初期に発行された貴重な業界専門誌をもとに、当時のロレックスの販売価格・カタログ資料・構造図・ヒストリーチャートをご紹介しました。
40年前の資料に掲載されたモデルが、現在では買取価格で当時の定価を大きく上回るという現象──それは、ロレックスが単なる高級時計ではなく、“時を超える資産”であることの何よりの証明です。
また、Ref.16233やRef.179173など、かつては日常使いされていたモデルも、今では市場で高く評価されており、内部ムーブメントや付属品の有無、年代の個体差が査定額に大きな影響を与える時代になっています。
もし、昔使っていたロレックスや、ご実家に眠っている時計がある方は、ぜひ今回の記事を参考にしていただき、一度「今の価値」を知ってみてください。
それは想像以上の“お宝”かもしれません。