ルビーとサファイヤは実は同じ石?価値の高いルビーの特徴とは

買取くん

ルビーとサファイヤ、色が違うので誰もが違う石だと思いますが、実は「ルビーとサファイヤは同じ石」だというのをご存知ですか?

今回はルビーとサファイヤの違いについて、宝石に詳しい現役鑑定士が解説します
価値の高いルビーについても詳しく解説するので、お手持ちのルビーを売りたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

ルビーとは?特徴を紹介

ルビーってどんな石?

ルビーとは7月の誕生石で美しい赤色が特徴の石です。
ルビーの産出量はとても少なく、また色に濁りがなく深い赤色をしていて、そして、カラット数の大きいものが産出されることは、さらに稀になっています。

ルビーの産地

ルビーの産地として有名なのは、ミャンマー・スリランカ・タイ・モザンビーク・タンザニアなどアフリカの一部地域です。

ルビーとサファイヤは実は同じ石?

ルビーとサファイヤはコランダムという同じ石からできている

色が対照的なルビーとサファイヤですが、実は【コランダム】という同じ石からできているんです!!

ルビーとサファイヤの違いは?

買取くん

ルビーとサファイヤは同じ石なのに、見た目が全然違うのはなぜ?

コランダムという石は不純物の混じっていない状態だと、無色透明です。
これに不純物が混じる事により、酸化クロムを含むとルビー、鉄やチタンを含むと青く発色するためサファイアとなり、名前が変わります。

買取くん

なるほど~。同じ石では含まれる成分によって発色する色が異なり、違う名前の石になるんですね!!

コランダムが発色する色は赤と青だけではない!!

コランダムが発色する色は赤と青だけではありません。
赤色に発色した石を「ルビー」と呼び、それ以外は「サファイヤ」と呼びます!

なので、ルビーは赤色だけですが、サファイヤにはブルーサファイア、ピンクサファイア、イエローサファイアなど様々な色があります。

買取くん

赤色しかルビーと呼ばないなんて、ルビーがとっても貴重な石に思えてきました。
ルビーの価値はどれくらい高いのでしょうか?

それでは、ルビーの価値について解説してきます。

ルビーの価値は?高額買取されるルビーの特徴とは?

ルビーの価値は?

実はルビー、ダイヤモンド以外の色石では一番と言っていい程、高値で取引されていると言われています。

ルビーの価値を左右する色について知ろう!

ルビーは赤‼と言っても色々な色味があります。
ピンクの色味が強いものから、深みのある赤、茶色っぽいにごりがある色まで、私も色々なルビーを目の当たりにしてきました!
では、価値の高いルビーの色は何色なのでしょうか?

このように色が濃くなるにつれて、ルビーの価値は上がっていきます。

ルビーの中で最高品質!ピジョン・ブラッド

ルビーの中でも最高品質と言われているのが、《ピジョン・ブラッド》(鳩の血)と言われる、鮮やかな血液色をしたルビー。このカラーが一番高値がつくと言われています。
ミャンマー産が有名です。
このカラーで内包物(インクリュージョン)が少なく、透明感のあるものが高価買取が期待できます‼

鮮やかな真っ赤をしたピジョンブラッドのルビーが高値ではありますが、あまりに深い赤ですと、黒みがかってしまい価値が下がると言われています。

チェリーピンクのルビーも価値が高い!

ピジョン・ブラッドのルビー以外でも、主にスリランカ産のチェリーピンクのルビーも大変人気があります。
可愛らしい、そのカラーの魅力から、リングやネックレス等のジュエリーは大変人気が高いです(*^^*)

色だけではなく大きさも大事!3カラットを超えるルビーは価値が高い?

また、3カラットを超えるルビーは希少な為、高値になるとも言われています。

内包物があっても価値がある?スタールビーとは?

先ほど、内包物のないルビーは、透明感があるため高価とご案内しましたが、中には価値ある内包物もあります。

コランダム宝石に付き物の酸化チタン(ルチル)という内包物、乳白色で絹の糸状に石内結晶することから名付けられた「シルクインクルージョン」が、カボション研磨されたルビーから六方星型に映る、それをスタールビーと呼びます。

このスタールビーは、その昔、熱心な研磨師がカボションカットを施して発見したと言う、インクリュージョンとカット・光が生み出す奇跡の輝きですね(*^^*)

また、一般的なルビーは、綺麗な赤い色やテリを出すために加熱処理されているものが多いです。
非加熱ルビーは市場ルビー全体の5%以下と言われる程希少です。

補足
加熱処理されたから価値が下がるというよりも、加熱処理等されていなくても、美しいカラーでインクリュージョンが少ないルビーは大変大きく評価されると思っていただけたらと思います。
また、鉛を混ぜてガラスのような綺麗な赤い宝石を生み出す含浸処理という技法もありますが、この処理方法はグンと価値を下げますので、ご注意を!

買取くん

なるほど、ルビーって奥が深いですね!!

まだまだルビーの魅力を発信させていただきたいのですが、今回はここまで・・(^^)

まとめ

いかかでしょうか?
今回はルビーについて解説しました。

まとめ
・ルビーとサファイヤは実は同じ石からできている
・含まれる成分によって色が変わり、赤色に発色した石をルビー、それ以外をサファイヤと呼ぶ
・ルビーはダイヤモンドの次に価値の高い石と言われている
・ルビーの中では価値は様々で、色が濃ほど価値が上がる
・その他にもピンク色に発色するチェリーピンクのルビー、スタールビー、3カラット以上の大きさのルビーも価値が高い

買取くん

皆様もお手元にルビーのアクセサリーはございませんか?
眠っているルビーのリングやネックレスが、驚きの高額査定になるかもしれません!(^o^)/
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