【ルイ・ヴィトン】プチバケット M42238|ボロボロでもしっかり高額査定!

バッグ全体のフォルムがやや型崩れしており、ヌメ革部分には雨ジミや色ヤケが広範囲に見られます。全体的に使用感が強く、くたびれた印象です。

ショルダーの穴周りにひび割れと削れが発生。縁のステッチ付近がささくれており、長年の使用による劣化が明らかです。

ヌメ革の底部分に黒ずみ汚れやスレ傷が広く見られます。角もすり減っており、型崩れと革の柔化も目立ちます。

モノグラム部分に色あせと細かいスレが確認でき、革と生地のつなぎ目にヨレやたるみも見られます。

持ち手の根元に強いシワと革の浮き、穴部分の劣化が進行。金具の周囲も緑青(さび)が浮いています。

ファスナー周辺の革がベタつきにより変色し、開閉時に張り付きが発生。ファスナーの滑りも悪く、使いづらい状態。

内側にベタつきと大きな剥がれが見られ、革の表面が粉状に。ポケットの機能がほぼ損なわれています。

内装全体に黒ずみや茶色い染みが点在。底面には擦れ傷と生地の毛羽立ちもあり、衛生面でもマイナス印象です。

開口部のヌメ革が乾燥して硬化。革が波打っており、少し引っ張るだけでヒビが入りそうな状態です。

裏面にシミ・汗じみのような汚れが浮き出ており、色も濃く変色。長時間肩にかけた形跡がはっきり残っています。

金具にメッキ剥がれと酸化が見られ、色ムラになっています。ピカピカ感は失われ、くすんだ印象です。
目次
✨ 買取価格:
36,000円 ✨
※外装・内装ともに使用感が強く、劣化も見られる状態です。
👜 商品情報
商品名:プチバケット(Petit Bucket)
型番:M42238
ライン:モノグラムライン
サイズ:約W23×H26×D16cm(ショルダー:約60〜66cm)
カラー:モノグラムブラウン×ヌメ革
製造年:1990年代後半(推定)
👨🏫 鑑定士のコメント & お客様の声
鑑定士 斉藤のコメント:
内部にベタつきや剥がれ、ショルダー部分のひび割れなど、使用感は強いですが、ルイ・ヴィトンの定番人気モデルである「プチバケット」は市場でも根強い需要があります。
当店では、再販ルートの確保によりこのような状態でもしっかりとお値段をつけさせていただいております。
お客様の声:
「かなり使い込んだバッグだったので捨てようか迷っていましたが、
想像以上に高く売れてびっくりしました!」
📈 プチバケット(M42238)の買取相場目安
- Sランク(未使用に近い):~80,000円
- Aランク(使用感少):~60,000円
- Bランク(使用感あり):~45,000円
- Cランク(目立つ傷・劣化あり):~36,000円
- Dランク(ベタつき・大きなダメージあり):~25,000円
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🗞 1996年の業界紙に掲載されたルイヴィトン「バケツ」バッグ
▲ ミニバケット(M42238)/定価74,000円 → 販売価格66,600円
▲ バケット(M42236)/定価83,000円 → 販売価格74,700円
今から約30年前、1996年当時の業界誌にも掲載されていたルイ・ヴィトンの「バケツ」型バッグ。
当時の販売価格は今の感覚からすると非常に手頃ながら、「ヴィトナーのマストアイテム」「ミニバケットもバケツに負けず人気」と紹介されていたように、すでに高い支持を得ていたことが分かります。
👜 バケツ型バッグは今も資産になるアイテム
時を経ても色褪せない定番フォルムと実用性の高さで、2020年代に入った今も「バケツ」バッグは中古市場で非常に人気の高いモデルです。
特にミニバケット(M42238)はコンパクトなサイズ感で再評価されており、状態が悪くても「資産価値」があると見なされ、想像以上の高価買取に繋がるケースが多くなっています。
💡 プチバケットを高く売る3つのポイント
- ヌメ革の焼けやシミがあっても価値あり!
- ポーチ付きであればプラス査定の可能性
- 30年以上前のヴィンテージは「希少性」で買い手がつきやすい
🪄 ダミエ「こげ茶バケツ」誕生秘話|レギュラー昇格のきっかけとは?

1996年、モノグラム誕生100周年を記念して発売されたのがこの「ダミエ・バケツ」。
もともとはモナコのモナミキャンペーン用に登場した限定モデルでしたが、売り切れ続出・再販希望の声が殺到。
ついに翌年以降「レギュラーライン」に加わったという、まさに伝説的なアイテムです。
特に写真にもある型番42240のミニバケツ型は、当時8万円台の販売価格でも完売状態。
今見てもモダンで洗練されたシルエットは健在で、今でも高額で取引されるヴィンテージモデルのひとつです。
📈 ダミエ バケツ型バッグの現在の中古市場
- ヌメ革ではなくこげ茶の持ち手で劣化が目立ちにくく、再販向き
- 当時のダミエ柄は色合いが濃く、今のラインよりも落ち着いた印象
- 付属ポーチあり・国内未使用品などは10万円前後の買取実績もあり
📚 ダミエ バケツ型は「マレ(Mare)」という名で親しまれています
ダミエラインのバケツ型バッグは、製品名としては「マレ(Mare)」と呼ばれています。
特に型番42240は、「ミニ・マレ」や「マレPM」とも表記されることがあり、レトロな風合いとコンパクトなサイズ感で、近年再評価が進んでいます。
1996年当時は、ダミエのこげ茶の持ち手が珍しく、限定品扱いでしたが、その後レギュラーラインに昇格。
今では「昔持っていた」「また欲しい」という声が多く、中古市場での人気が再燃しています。
💰 マレ(ダミエ バケツ型)の買取相場(2025年現在)
- Sランク(未使用・ポーチ付き):~100,000円
- Aランク(使用感少なめ):~80,000円
- Bランク(角スレ・金具小キズあり):~65,000円
- Cランク(全体に使用感・シミ等):~48,000円
- Dランク(ベタつき・破損あり):~35,000円
※ポーチの有無・色のくすみ・持ち手の状態によって前後します。
📊 2004年には定価も大幅アップ!バケツ型バッグの価値が高まった理由
▲ M42238(Bucket 23)/国内価格 96,600円(2004年時点)
▲ M42236(Bucket 27)/国内価格 105,000円(2004年時点)
こちらは2004年の公式資料に掲載されていたルイ・ヴィトンのバケツ型バッグ。1990年代には6〜7万円台だったモデルが、わずか数年で9万円〜10万円超に。
ブランド全体の価格改定や円安、需要の高まりを反映して、バケツ型バッグの評価も上昇していたことが分かります。
サイズは2種類で、M42238=Bucket 23はコンパクトで軽く、M42236=Bucket 27は書類も入る縦長設計。用途に合わせて選ばれていたことも、今のヴィンテージ市場で価格差につながっています。
💬 2004年定価と現在の買取価格の比較
- M42238(プチバケット/Bucket 23)
・新品同様:~85,000円
・使用感あり:~60,000円前後
・状態悪め:~35,000円〜40,000円 - M42236(バケット27/Bucket 27)
・新品同様:~95,000円
・使用感あり:~70,000円前後
・状態悪め:~45,000円〜55,000円
※ポーチ付き、内装状態、刻印の年代によって価格は変動します。
🏷️ 2004年当時の「名作ヴィトン」たちが、いま再び注目されている理由

この画像は、2004年当時に配布されていたルイ・ヴィトン製品の価格資料です。
今となってはすでに廃番となったモデルも多く掲載されており、「あの頃使っていた!」という方にとっては懐かしさとともに、今売ったらいくらになるの?という興味もわいてくるのではないでしょうか。
特にここに掲載されている以下のモデルは、現在ヴィンテージ市場で再注目されている代表格です:
- ✅ Saumur 35/ソミュール35(M42254):参考価格 ¥91,000
- ✅ Sac gibeciere/ジベシエール(M42246・M42249):参考価格 ¥86,000 / ¥76,000
- ✅ Petit Bucket/プチバケット(M42238):国内価格 ¥96,600
- ✅ Bucket 27(M42236):国内価格 ¥105,000
- ✅ Sologne/ソローニュ(M42250):国内価格 ¥94,500
- ✅ Petit Randonnée/ランドネPM(M42243):国内価格 ¥99,750
- ✅ Sac week-end/ウィークエンド(M42420):国内価格 ¥94,000
🕰️ あの頃の「ルイヴィトン」は今、価値が上がっている!?
ソローニュやソミュールなどのショルダー系は、レトロで軽やかな印象が今のトレンドにマッチ。
ランドネは巾着型の人気が再燃し、街でも見かけるようになりました。ジベシエールやウィークエンドは、ユニセックスに使えるサイズ感から男性需要も高まっています。
このように、かつての「通勤バッグ」「母のバッグ」が、今ではプレミアがつくヴィンテージ品として再評価される時代。
もし眠らせているお品があれば、査定だけでもお気軽にどうぞ。
🧴 なぜルイ・ヴィトンのバケツは「ベタベタ」になりやすいの?
ルイ・ヴィトンのバケツ型バッグ、とくに1990年代〜2000年代前半に製造されたモデルでは、内側のポケットがベタついてしまうというお悩みをよく耳にします。
これは保管の仕方や使用頻度の問題ではなく、素材の経年変化が主な原因です。
バケツ型バッグの内ポケットには、当時のトレンドだった合成皮革の裏地が使われています。
この素材は時間が経つと空気中の湿気や油分を吸収し、柔らかくなりすぎて表面が溶けるように劣化します。
その結果、「開けるとベタベタ」「手にくっつく」「粉が出る」などの現象が起きてしまうのです。
ちなみにこの素材のベタつきは、いったん始まると自然には止まりません。
保管状態に気をつけていても、10年以上経過したものはほぼ例外なく影響を受けるといわれています。
🔧 でもご安心ください。当店ではベタベタのバッグも高く評価しています
他の買取店では「ポケットがベタついている=減額対象」として扱われることもありますが、
買取タマでは違います。
ベタつきは素材の性質によるものと理解しており、外観やモデルの希少性・人気度を重視した査定を行っています。
そのため、「ベタベタだけど、想像よりずっと高く売れた!」というお声を多くいただいております。
💡 バケツ型バッグが“ベタベタ”でも高く売れるのはなぜ?
「ポケットがベタついてしまって、もう売れないかも…」そう思って処分してしまう方もいらっしゃいますが、
実はルイ・ヴィトンのバケツ型バッグは“ベタベタ状態”でも、しっかりと価値が認められるアイテムです。
✅ ベタついていても“人気が落ちない”3つの理由
- ① モデル自体の希少性が高い
バケツ型(プチバケットやバケット27など)は、現在廃番で再入手が難しく、中古市場でも根強い人気があります。 - ② 外観はきれいなままのケースが多い
ベタつきは主に“内ポケットの素材劣化”であり、外から見た印象に大きな影響がないため、リユース需要が高いのです。 - ③ 修復やリメイクが可能
ベタつき箇所だけを張り替える修理サービスが存在しており、再販ルートが確立されているため、買取店側も積極的に仕入れています。
🔍 買取タマは“見た目以上の価値”を評価します
他社では「ベタベタ=減額対象」として扱われがちですが、
買取タマでは、モデルの人気度・再販ニーズ・パーツの修復可能性まで含めて判断しています。
そのため、「他では断られたのに、ここでは意外な価格がついた!」
という驚きの声をいただくことも少なくありません。
ベタつきが気になるバケツ型バッグも、捨てる前にぜひ一度、当店で価値を確かめてみてください。
\ルイ・ヴィトンのバケツ型バッグも宅配で簡単にお売りいただけます/
ベタつきや型崩れがあってもOK!眠っているヴィンテージ品、ぜひ一度ご相談ください。
✨編集後記|ルイ・ヴィトン「バケツ型バッグ」特集を終えて
ルイ・ヴィトンの「バケツ型バッグ(バケツ/ミニバケツ)」は、90年代から2000年代にかけて多くの女性たちを魅了したアイコン的アイテムでした。当時の雑誌や広告にたびたび登場し、どこか懐かしく、それでいて今見ても十分に可愛らしいデザイン。そんな“名作バッグ”が、今また中古市場で熱い注目を集めています。
今回のページでは、実際の買取価格実例や、状態が悪くても高く売れた理由をできるだけリアルにお伝えしました。
ベタつき、変色、シミなど…一見すると「売れないかも?」と思ってしまうような状態でも、当時のオリジナル性や復刻不能なデザイン性が再評価され、しっかりと価値がつくのが今の相場です。
また、掲載した2004年当時の雑誌広告やトレンド回帰の背景も含め、「なぜこのモデルが今ふたたび人気を集めているのか?」を紐解く内容に仕上げました。ファッションの世界は常に巡っています。20年前の“レトロ”が、今の“モード”として愛されている──そんな現象を、実感していただけたのではないでしょうか。
🔍 今後もヴィンテージ・名作モデルの特集を続々公開予定!
買取タマでは、今後もシャネル・エルメス・グッチ・セリーヌなど、さまざまなブランドの「昔の名作」にスポットを当てた特集記事を公開してまいります。
「昔使っていたけど、もうボロボロで…」というバッグも、ぜひそのままの状態でご相談ください。状態ではなく“歴史”や“価値”で見る買取を大切にしています。