遺産整理を行う際の注意点！亡くなった親御さんの持っていた貴金属を売るならお任せ下さい

遺産というと、お金や不動産などを思い浮かべる方も多いと思いますが、遺産整理をしている際に、プレミアやものや宝石、価値のある物が出てくるかもしれません。

買取くん

遺産整理をしていたら、貴金属が出てきたらどうすればいい？
どこで売れば売れば良いの？
いくらぐらいで売れるの？

このような悩みについて、専門家が解説します。
ぜひ最後まで読んでみて下さい。

遺産整理を行う際の注意点！亡くなったご両親の持っていた貴金属を売るならお任せ下さい

遺品整理とは

その前に、そもそも遺産整理とはどのようなことを指すのかご説明していきましょう。
遺産整理とは亡くなった方が残した家具や洋服、貴金属などを残された方が整理することを言います。

残された品物を遺産と言いますが、不動産や現金だけでなく、生前使っていた家具や家電、洋服、食器なども含まれます。
家具や衣類などは売っても価値がないことがほとんどなので、ゴミとして処分するケースが多いようですね。
いっぽうで、美術品や貴金属は専門の買取業者に買い取ってもらうのが一般的です。

生前整理の場合だと、前もって準備して少しずつ片付けていくことができますが、遺産整理の場合、なんらかの理由で急に亡くなったり、遠方に家族が住んでいる場合など、かなりの労力が必要となります。
また、美術品や貴金属などは買取りしてもらうことができますが、引き取り手のない家財が多いと手間や労力は膨大となります。
この点が遺産整理と生前整理との大きく違うところです。
そのため、遺産整理を行う際は効率よく進めていかねばなりません。

遺産整理を行う際の注意点

では、遺産整理を行う際の注意点についておさえておきましょう。
これを知っていれば、後でトラブルに巻き込まれなくて済むかもしれません。
遺産の中で価値のあるものは不動産や株券、現金や貴金属だけ…というイメージがあると思います。

いっぽうで、亡くなった方が使っていた雑貨や衣類などは「価値のないもの」というイメージを持つ方が多いでしょう。
でも、実際はそうではなく、亡くなった方本人しか分からない「価値あるもの」が残っている場合も多いです。
たとえば、希少価値のあるスニーカーや着物、プレミアグッズ、ブランドものの貴金属…などですね。

そのため、遺産整理の際は亡くなった方が遺産の価値や分与などについて記載しているものを残していないかどうか確認するためにも、遺言書の有無を確認しましょう。
法律上の要件を満たしている遺言書であれば、法的効力があるため相続の際に役立ちます。
遺言書を確認せずに貴金属などを勝手に相続してしまうと、後で思わぬトラブルが起こるかもしれませんよ。

遺産の貴金属を高く売る方法

では、遺産整理が終わり相続した貴金属を売りたいとなった場合、どういう点に気をつければ高く売ることができるのでしょうか?

貴金属のレートを知っておく

貴金属のレートは買取価格が毎日変動しています。
もちろん、「この日なら間違いなく高くなる」という日はないですが、価格変動をチェックしておき納得いく価格で買い取ってもらうことが大切です。
また、貴金属買取業者の中には膨大な手数料を取るところもあるようです。
そういった悪徳業者に依頼しないよう、手数料についてもしっかりと調べておきましょう。

鑑定書をつける

ダイヤモンドなどを購入すると、グレードを明記した鑑定書が付属してきます。
遺産整理で出てきた貴金属を高く売るには鑑定書の存在が大切になります。
鑑定書があれば、買取業者の鑑定士の体調や照明、汚れなどに惑わされずに鑑定することができるからです。
また、色のついた宝石には鑑別書がついており、産地などが詳しく書かれています。
鑑別書が付いているかどうかで売却する際の価格に差が出るはずですよ。

付属品は全て持って行く

どのような状態や傷があっても買い取ってもらえるのが貴金属のメリットですが、箱などの付属品があればより高く売ることが可能です。
たとえば、箱にブランドの名前が書いてあれば、その分価値が上がるため、買取価格が高くなる可能性が高いです。

ブランド名を先に伝えておく

指輪やネックレスなど、長期間使っているとブランドの刻印が薄くなって見えなくなってしまうことも。
ブランドによって買取価格が高くなることがあるので、前もってブランド名を伝えておくといいでしょう。

お手入れをしておく

遺産整理で出てきた貴金属を売る際、前もってお手入れしておきましょう。
注意したいのは貴金属によってお手入れ方法が違うこと。

たとえば、金とプラチナ同士がこすれてしまうと、傷が付いてしまうため、注意してケアしましょう。
貴金属のほとんどは水やぬるま湯で浸けても問題ないものばかり。(真珠やターコイズなどは除く）
しばらく浸けた後、歯ブラシなどを使って表面をキレイにしてあげましょう。

注意

ただ、高温のお湯を使うのは絶対にNGです。
もし、不安な場合は軽く水で洗って柔らかい布で乾拭きするだけでもいいでしょう。
費用がかかってもいいのであれば、専門の業者にクリーニングしてもらうのも手です。

専門の業者に依頼する

もし、亡くなった方が貴金属に詳しい方だったのであれば、遺産買取業者を選ぶのではなく、貴金属の鑑定や査定に強い専門の業者に依頼することをおススメします。
専門の業者であれば、査定や鑑定の実績やスキルが高く、日ごろから宝石買取を行っているため、複数の再販ルートを持っているケースも。
また、宝石の分価格が上乗せできたり、高く売れる可能性が高いです。
専門業者に売却後、残った遺産は不用品処分業者や遺産整理業者に依頼するのがおススメです。