ブランド服の買取価格

擦れ・ほつれ多数のズッカ柄でも高価買取!

📷 状態

全体の見た目は一見きれいに見えますが、実際には生地全体にくたびれ感があり、色味もやや黄ばみがかっています。ズッカ柄特有の立体感も薄れ、年数による劣化が感じられます。

🧵袖の汚れ

袖口にはスレや毛羽立ちが顕著に見られ、細かい糸のほつれも複数箇所にあります。また、白地部分がグレーっぽく変色しており、経年による黄ばみ汚れも目立ちます。

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ボタン周辺の生地は伸びてヨレが出ており、手縫い補修の跡も見受けられます。長年使用されたことによる、使用感の強い印象があります。

🧵ブランド&サイズタグ部分

こちらの写真には、フェンディの象徴的なブランドタグと、国別サイズ表記タグがはっきりと写し出されています。ひと目でフェンディとわかる深いネイビーブルーのタグに、品格のあるゴールド刺繍が施されており、ラグジュアリーブランドらしい風格がただよっています。このコントラストの美しさは、現行品にはない独特のヴィンテージ感を演出しています。

特に注目したいのは「maglia」という文字。このラベルは、フェンディの中でもニット製品に使われていた特別なラインで、一般的なジャケットやバッグには見られません。長年ファッションを見てきた方ほど、「あ、これは昔のフェンディの本格的なニットね」と気付かれることも多い、通好みのディテールです。

また、サイズを表すタグも大変興味深い構成になっています。ヨーロッパ、日本、イギリス、フランスなど複数の国に対応した表記が縦に並び、イタリアブランドでありながら世界展開していた当時の背景を物語っています。今回はイタリアサイズ「40」、日本サイズでいうと9〜11号前後にあたります。

このような多言語・多国サイズ対応のタグは、90年代から2000年代初頭のフェンディに多く見られた特徴であり、現在の製品と比較すると「手間をかけて作られていた時代の名残」とも言える仕様です。特に海外輸出用に作られた製品であればあるほど、こうしたタグの構成が丁寧なのも、コレクターの間では評価ポイントとなります。

さらに、よく見るとタグの縁にわずかなほつれや歪みが見られ、長年の使用と洗濯による生地の引きつれが起きていることも確認できます。これは使用された証であり、“本当に着られていたフェンディ”であるという信頼感につながります。どこか温かみを感じさせるヴィンテージならではの痕跡が、このタグ一枚からでも読み取れるのです。

背中部分の生地には、光に当たると見えるレベルの細かな色ムラや変色が複数箇所にあります。糸が引っかかって伸びた「ツレ」も数本確認でき、全体的にくたびれた印象です。

ポケット部分にはモノの出し入れによる擦れ跡が強く、白地が茶色く変色しているような箇所もあります。縫い目もやや緩んでいて、使用感が如実に現れています。

裾まわりのリブ部分は、全体的に伸びがあり、元のフィット感が失われています。長年の着用でダメージが蓄積された箇所と見受けられます。

🧵品質表示タグ

こちらは、フェンディのヴィンテージカーディガンの内側に縫い込まれた品質表示タグです。やや年季の入った紙製タグには、素材構成や型番などが印字されています。文字のかすれ具合や、フォントの風合いから見ても、現在のラベルとは異なる昔ながらの仕様であることがわかります。こうした表記スタイルは、90年代〜2000年代初頭に多く見られたもので、フェンディのアーカイブアイテムの魅力のひとつでもあります。

素材は「55%コットン・45%ヴィスコース(レーヨン)」と表記されています。ここで注目したいのは、表記ゆれとして「cotone(伊語)」「coton」「cette」など複数の言語で記されている点。これは主に輸出用の表記で、イタリア製でありながら、フランス語や英語に対応した「多言語仕様」のラベルです。高級ブランドならではの気配りとも言えるポイントです。

さらに、「9726 I」という品番が控えめに記載されている点も見逃せません。これはフェンディの工場内管理番号や型番を示すもので、モデルや素材ごとに細かく分類されていました。ヴィンテージ品を取り扱う際、この番号が残っていることで、真贋判定や年代特定の手がかりになることも多く、買取店としても非常に重視する情報です。

このような繊細な表示ラベル一つを見ても、長く愛用されてきたことがうかがえ、現代の大量生産品にはない独特の風合いを持っています。たとえ擦れや黄ばみがあったとしても、この「時を重ねた証」があるからこそ、価値が高まるという面もあります。

🧵ブランドタグまわり

こちらの写真では、フェンディのカーディガンの首元部分とブランドタグが映し出されています。最も視線が集まりやすいパーツの一つであり、ブランドの「顔」とも言える場所です。タグのデザイン、縫い付け位置、糸の質感などから、このアイテムが長い時間を経てきたことが自然と伝わってきます。

中央に見えるネイビー地のブランドタグには、「FENDI」と金糸で刺繍されたクラシックなロゴが確認できます。その下には「maglia(マリア)」の文字があり、これはイタリア語で“ニットウェア”を意味する言葉。つまりこのカーディガンはフェンディのニットラインに属する製品であることが分かります。さらに「MADE IN ITALY」の文字が右側に入っており、同社の伝統的な国内製造を象徴しています。

タグの縁には美しく施されたゴールドの縫製ラインが見えますが、よく見ると所々で糸がわずかに緩んでいる部分もあり、使用と経年による変化を感じさせます。これもまたヴィンテージ品の醍醐味であり、タグの変色や擦れが「長年大切にされてきた証」として、むしろプラスに評価されることも少なくありません。

また、首元の生地にも注目すると、うっすらとした色移りや、襟まわり特有の黄ばみのようなトーンの違いが見られます。特に白地のニット素材は皮脂汚れが目立ちやすいため、どうしても着用年数が現れやすい箇所ですが、このようなリアルな「使用感」があることで、本物のフェンディヴィンテージとしての深みが一層引き立つのです。

裏側から覗くサイズ表記タグにもご注目ください。日本サイズで「約9号〜11号」に相当する「40」と記載されており、イタリアブランドならではの表記形式が特徴的です。縫い目も含めて、丁寧な仕立てが当時の職人技を物語っており、こうしたディテールも買取査定の評価に直結してきます。

💰 買取価格

20,000円

🔍 中古ランク

ランクC|明確な使用感とダメージあり。着用には問題ないが、細部にくたびれや汚れ、ほつれが目立つ状態。

🧾 製品情報

  • ブランド:FENDI(フェンディ)
  • ライン:ズッカ柄・ニットカーディガン
  • 素材:55%コットン・45%ヴィスコース
  • サイズ:40(日本サイズ約M〜L)
  • カラー:アイボリー×ブラック系
  • 型番:9726 I(タグ記載)
  • 製造:おそらく90年代〜2000年代初頭

📝 鑑定士・お客様の声

鑑定士・齋藤より:
一見するとくたびれた印象を受けるコンディションですが、今なお人気のズッカ柄かつヴィンテージフェンディとしての評価が高く、他店の数倍の価格でご案内させていただきました。

お客様の声:
「状態が悪いのでダメかと思っていたのに、思っていた以上の価格でびっくりしました!お願いしてよかったです。」

📊 フェンディ ズッカ柄 カーディガン 状態ランク別 買取相場

ランク 買取相場 コメント
Sランク 35,000〜45,000円 新品・未使用品
Aランク 28,000〜34,000円 全体的にきれい
Bランク 22,000〜27,000円 やや使用感あり
Cランク 15,000〜22,000円 汚れや傷みあり
Dランク 〜10,000円 大きな破損やシミあり

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🧥30年前に流行したレディースカーディガンのブランド別 買取相場一覧(S〜Cランク)

ブランド 極上(S) 良品(A) 使用感あり(C) 備考
フェンディ 〜33,000円 22,000円前後 9,000〜19,000円 総柄ズッカやロゴ刺繍が人気
シャネル 〜58,000円 40,000円前後 22,000〜34,000円 ボタンや裏地に注目
ディオール 〜27,000円 17,000円前後 7,000〜14,000円 レトロな柄が映える
イヴ・サンローラン 25,000円ほど 16,000円ほど 6,000〜9,000円 YSLロゴ入りで評価UP
セリーヌ 〜29,000円 19,000円前後 6,500〜12,000円 馬車金具やマカダム柄◎
グッチ 〜30,000円 21,000円前後 9,000〜15,000円 GGロゴ×ヴィンテージが強み
バーバリー 〜19,000円 11,000円前後 4,500〜7,500円 ノバチェックなら◎
エルメス 〜68,000円 48,000円前後 28,000〜38,000円 Hロゴ&上質素材は高評価
ランバン 17,000円前後 10,000円前後 4,000〜6,000円 やわらかい色使いが特徴
ニナリッチ 14,000円ほど 8,500円前後 2,500〜5,000円 レースや花柄が人気傾向
マックスマーラ 21,000円ほど 13,000円ほど 5,500〜9,000円 ウール混素材は特に◎
MCM 〜23,000円 15,000円ほど 5,000〜8,000円 ロゴ総柄やビビッドカラーが強み
ピエールバルマン 19,000円前後 11,000円前後 3,500〜6,500円 装飾ボタンが映える
ソニアリキエル 17,000円ほど 9,500円ほど 3,000〜5,000円 カジュアルな編み柄が魅力
エスカーダ 22,000円前後 13,000円前後 5,000〜8,500円 派手柄系が人気

まとめ

🧥「こんな状態でも売れるの?」を実証したフェンディの一着

今回ご紹介したフェンディのズッカ柄カーディガン。実は30年以上前に購入されたお品で、首まわりの汚れ・袖口の擦れ・ほつれ・糸ツレ・全体的な変色など、状態はかなり使い込まれた印象でした。

それでも20,000円というしっかりした査定価格がついたのはなぜか?
その理由は、以下の3つにあります。

  1. ズッカ柄の根強い人気…国内外で再評価が進むヴィンテージライン
  2. magliaタグや素材表示が現存…真贋・年代確認の根拠となる貴重な証明
  3. フェンディの衣類に精通した鑑定士が査定…他店では見落とされがちな価値もプラス査定

🔍 汚れや傷みがあっても「売れる服」はたくさんあります

「古いし、ヨレてるし…」と諦めてしまう前に、ちょっとだけ立ち止まってみてください。
古着市場では“完璧な美品”よりも、“味のある一点物”に価値がつくケースが増えています。

フェンディのようなラグジュアリーブランドは特に、海外コレクターやリメイク職人からのニーズが高く、状態が悪くても十分に価格が付きます。

今回のようなカーディガンも、「もう着られないかも」と感じていたものが想像以上の金額になる可能性があります。

📦 無料で査定してもらうだけでも価値があります

買取タマの査定はすべて無料・送料も0円・返送も無料なので、リスクはゼロ。
1点からでもOKなので、「ちょっと見てほしい」という軽い気持ちでお送りいただけます。

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